炭酸脱水酵素阻害薬の効能と副作用

 
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炭酸脱水酵素阻害薬の効能と副作用

この薬は最初、経口内服薬として開発され、以後眼圧下降薬として使用されてきました。
しかし、副作用もきつく、胃腸障害、手足のしびれなどが現れることがあります。

 

ドルソラミド

この副作用を取り除く意昧で点服薬への応用が期待されていました。
そこで開発されたドルソラミドは点眼炭酸脱水酵素阻害薬として有効です。

 

炭酸脱水酵素には7種類のサブタイプ(亜型)があることがわかっていて、
そのうち房水の産生にかかわっているのはU型とW型です。
ドルソラミドはU型に選択性の高い阻害作用を持ち、房水の産生を抑制します。
眼圧下降作用は内服薬よりはやや弱いものの、全身性の副作用は報告されていません。

 

内服炭酸脱水酵素阻害薬からドルソラミドに切り換えても、
同等ないしそれ以上の眼圧下降効果が維持され、
しかも内服薬の副作用も消えたと報告されています。

 

 

内服薬は、点眼薬では眼圧コントロールがうまくいかない人や短期の強力な眼圧下降には、
内服薬はまだ有用です。



 

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